サークル、レイヤー1ブロックチェーン「アーク(Arc)」発表──IPO後初の四半期決算は4億2800万ドルの損失 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

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サークル、レイヤー1ブロックチェーン「アーク(Arc)」発表──IPO後初の四半期決算は4億2800万ドルの損失

  • サークルはIPO後初の四半期決算を発表。第2四半期(4-6月期)の売上高は6億5800万ドル、利益は4億8200万ドルの損失となった。
  • 同社はまた「ステーブルコイン決済、外国為替、資本市場アプリケーション」に特化したレイヤー1ブロックチェーン「Arc」を発表。
  • USDCの流通量は前年比90%増、オンチェーン取引高は5兆9000億ドル、市場シェアは28%に上昇したという。

ステーブルコインUSDCを手掛ける米サークル(Circle)がIPO(新規株式公開)後初の四半期決算を発表。第2四半期は純損失となったが、USDCの流通量は前年同期比でほぼ2倍となり、オンチェーン取引高は5倍以上の5兆9000億ドル(873兆円、1ドル148円換算)になったという。

同社はまた、「ステーブルコイン決済、外国為替、資本市場アプリケーション向けにエンタープライズグレードの基盤を提供する」レイヤー1ブロックチェーン「アーク(Arc)」を開発中と述べた。アークのパブリック・テストネットは今後数カ月以内に稼働予定だ。

アークは、EVM(イーサリアム仮想マシン)互換で、USDCを取引手数料として使用し、統合型の外国為替エンジンを備えるほか、1秒未満の決済ファイナリティや「オプトイン型のプライバシーコントロール」も特徴としているという。

ステーブルコイン特化型ブロックチェーンはすでに事例がある。トークンセールで3億7300万ドル超を調達した「プラズマ(Plasma)は」や、USDCのライバルであるUSDTに特化した「ステーブル(Stable)」などがある。米大手決済企業ストライプ(Stripe)も「テンポ(Tempo)」と名付けられたステーブルコイン特化型ブロックチェーンを開発中と報じられている。

IPO(新規株式公開)後初の四半期決算で、サークルはUSDCの市場シェアが28%に上昇したと述べた。売上高は、USDC残高が増えたことを背景に53%増の6億5800万ドル(974億円)、利益は4億8200万ドル(713億円)の損失で、その大半は6月のIPOに関連する費用だった。利払い前・税引き前・減価償却前利益(EBITDA)は52%増の1億2600万ドル(186億円)。

ステーブルコインの時価総額は2700億ドル(約40兆円)にのぼり、トランプ大統領がステーブルコインの規制枠組みを提供する「ジーニアス(GENIUS)法」に署名したことを受けて、大きな関心を集めている。

サークルの株価はプレマーケット取引で6.35%高の171.41ドルとなった。

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